第93回アカデミー賞 ノミネート紹介 主演女優賞

ヴィオラ・デイヴィス 『マ・レイニーのブラックボトム』(4年ぶり4回目)

映画にドラマに作品が途切れない黒人女優のトップスター。前回ノミネート時に遂にオスカーも受賞。次回作にはジェームズ・ガン版『スーサイド・スクワッド』。その勢いは衰えることを知らず。今までのオスカーと違い、受賞経験者として参戦。ちなみに演じるのはブルースの母と呼ばれた実在の歌手マ・レイニー。

キャリー・マリガン 『プロミシング・ヤング・ウーマン』(11年ぶり2回目)

彼女のオスカーノミネートが『17歳の肖像』だけなんて、こんなことがあっても良いのだろうか。『ドライヴ』『SHAME』『わたしを離さないで』『未来を花束にして』『ワイルドライフ』・・・彼女は多くの作品でオスカーにノミネートされるべきだった。そして11年ぶりに帰ってきた。復讐に燃える女の演技で、観るものを魅了。前哨戦でも勝利を重ね、ブロードキャスト映画批評家協会賞を受賞。オスカー受賞もあるぞ。

フランシス・マクドーマンド 『ノマドランド』(3年ぶり6回目)

主演女優賞を3回以上受賞した女優はオスカーの長い歴史でたった一人。あのキャサリン・ヘプバーンのみだ。そんな彼女に一歩近づく挑戦権をマクドーマンドは得た。既に2回も受賞しているのに、今回も堂々のフロントランナー。業界で働く全ての女性を勇気づけた名スピーチから3年。今回はどうなるか。

アンドラ・デイ 『The United States vs Billie Holiday』(初ノミネート)

並みいる候補者を破り、ゴールデン・グローブ賞を受賞した彼女。勢いそのままに初ノミネートを獲得。元々は歌手。レディ・ガガと同じパターンです。音楽史を代表するジャズシンガー、ビリー・ホリデイを演じる。歌唱パフォーマンスは完璧か。実在の歌手?ヴィオラ・デイヴィスと同じですね・・・

ヴァネッサ・カービー 『私というパズル』(初ノミネート)

ヴェネツィア国際映画祭で女優賞を受賞した勢いそのままにオスカー初参戦。『ワイルド・スピード』のスピンオフでジェイソン・ステイサムの妹を演じたイメージが強いが、アクションだけでなく演技力もあることを証明。今後が楽しみな女優さんです。

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